江戸時代初期から、川越は江戸につながる新河岸川の舟運により、物流・交通路の要衝となりました。寛永の川越大火(1638年)で被災した川越仙波東照宮の再建に向け江戸から再建資材を運ぶために始まった新河岸川の舟運はやがて、農産物を江戸へ、日用雑貨を川越に運んで栄え、川越は「小江戸」と呼ばれる商業都市に発展したのです。
町のシンボルである「時の鐘」は約400年前、初代藩主の酒井忠勝により建設され、火災で焼失しては建て替えられて現在建っているのは4代目。1893年(明治26年)の川越大火で焼失した際、町の3分の1以上が焼けた中でも商人たちは、人々の暮らしに欠かせない「時」を告げるため、自らの店の再建に先駆けてがお金と力を注ぎ、いち早く建て直したそうです。
こうした歴史を継承する川越の町は、地域ならではのお土産品を通じて生産者と、訪れるお客様をつなぐ仕事をしてきた私たちにとって、憧れの土地でした。